宮澤敏文

辰の独り言

穏やかに2012年辰の年が明けた。

正月の箱根駅伝ではひたむきに努力を積み重ねてきた若者のすがすがしい限界への挑戦が日本中を駆け巡り、3.11昨年の大きな傷跡にわずかであるが潤いを与えてくれた。

ふるさとに帰り絆を確認し合った人たちがまた次回の出会いを誓って故郷を後にした。何かあった時の救いは故郷の山川と人の絆である。いつまでもこの人たちに元気を取り戻す故郷を残し続けなければならない。

初春から来春大学を卒業しようとする若者たちから就職の相談のメールを受ける。誠実で何とかしなければと苦悩する彼らに心からの声援を送りたい。格差のもとは働く場があるかないかである。

「創る」を掲げてひたすら走ってきた。今年も流れる水のようにである。

ひとりでもおおくのひとたちの笑顔が見たくて

  「舞う雪よ 明日のうるおい もっと降れ」 星辰

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