宮澤敏文

サケの川

信州では古より、中信南地区は富山湾から上がるブリが、東北信地域は、千曲川を遡上するサケが年越しの家族団らんの食卓を盛り上げ続けている。 また現在の安曇族の起源の一つとして、大和時代朝廷のお料理番であった安曇族が、遡上の南…

ベトナムの明日

「オリンピック陸上競技で300m走がなくなったかわかりますか。短距離走と中距離走は走り方が違うのですよ」輝くひとみに見つめられて、思わず講義の最後にこんな話が自然と出た。 ハノイ市の日本国の企業に研修就労するために、6か…

人口減少縮小社会の光

人口は著しく減少している。とりわけ出生する赤ちゃんが減っている。健康で元気な高齢者がおられるから統計上減少率は低いが、実態は大変である。 北アルプス地域でも、今年中学を卒業した者は564名。出生者は316名であった。 小…

鴨川の櫂

「75歳のお祝いを生徒たちがしてくれました」と魅力的な笑顔を輝かせお話になられる横浜日赤の総看護婦長をされた熊沢さんのご案内で、千葉県鴨川市にある亀田総合病院と医療大学・医療技術専門学校を訪問した。 人口減少で縮小する漁…

太鼓の独り言

日本の伝統文化の中で際立つ輝きを持つ和太鼓。その象徴と慕わさせていただいた故小口大八さんが、安曇野松川の若き夢追い人達に、贈られた「松川岩戸神楽大雪渓」を初めて聞いた。 天照大神が、岩戸にお隠れになられ、不安がづづいた大…

ありがとう

信州安曇野地域で、農家に大切に作り続けられる伝統野菜に、青こしょうがある。長野県は七味唐辛子が有名であるが、この青こしょうの味に感動し、新たな技術で加工し「青こしょう」という新商品を生み出した奈良県出身の東氏が、笑顔で迎…

鶴岡の

「こんなの難しい論語の素読を小学生が学んだのか」思わずうなってしまった。 山形県鶴岡市、藤沢周平文学に登場するこの地は、自ら学び、人が連携し合って真理を導きだそうとする気風が今も残っていた。 雪国の南魚沼市で国際大学、北…

福島の苦悩 5年目の夏

6月県議会の初日、地域の期待を一身に背負って札幌冬季オリンピックにスケート短距離選手して活躍された塚田(旧姓小野沢)良子さんと地域発のシンガーソンググループとして活躍された「わさびーズ」の中村さんの訪問を受けた。 「20…

ベトナムの12月

「企業の誘致だけではなく、日本国とベトナム国の地方と地方の連携、大学と大学の連携協働、人と人との交流育成を考えて行こうではありませんか」と提案するとホーチミン市商工会議所副会頭は「是非ともお願いしたい。窓口は私がなります…

北海道の夜明け

2016年がスタートした。今年は明治から本格的に多くの人のたゆまぬ強い生きる力で切り開かれた大地、北海道に新幹線が到着する。函館から札幌間はこれからであるが、昨年函館市からニセコ役場により、余市の農業を視察し、小樽市へと…