宮澤敏文

満天の桜

大久保利通公が眠る清水谷から、満天の桜の道を、雨上がりのすがすがしさと香りを友に、上智大学方面へと歩く。 紀州徳川、尾張徳川、彦根井伊の徳川幕府側近の頭文字を付けて「紀尾井町」とした歴史をかぎながら、春の朝を楽しみゆっく…

ワサビの力

昨年7月3.11災害の傷跡がまだ色濃く残る岩手県の宮古市、大槌町、そして岩泉町にバス1台で伺った。 まだ瓦礫処理もできず、何もなくなった町の跡に重たい気持ちで岩泉町に入った。町の避難所住宅で、そこの子供たちに童話や本、コ…

急速な動き

昨年春、韓国経済を視察に伺ったとき「2004年海外との経済に90%依存している5000万人の小さな国の生きる道なのです。犠牲にするものの大きさは理解しています。」通商部の局長が述べられた発言を思い浮かべながら安倍総理のT…

ふるさとの気合わせ創り

「都会の子供たちにふるさとを」と小中学校生が親元を離れ、大自然の中、地域の子供たちと一緒の学校に学び生活する「山村留学」が全国に先駆けて始まった長野県北安曇郡八坂村が大町市と合併して7年が過ぎた。 首都圏を中心にやってく…

職業高校5年生の提案

 「新聞も取られていない家庭が多いのにはびっくりしました」 「農業高校を出て農業に進む人の少ないことにびっくりしました」 「高大連携を考えても、就職がほとんどで調査しますと母子家庭などやはり経済的に就職しなければならない…

野球のすごさ

最終回2死6-4、頼りの4番5番が敬遠気味の四球で満塁、地震で大変な被害を受けた宮城県大崎市営球場はに緊張の空気が流れた。 球場が静まり、バッター、ピッチャーの呼吸が聞こえてくるようだ。フルカウントで四球、続いてのバッタ…

60歳の節

—– BODY: 思いもよらない2歳違いの妹から「父も母も届かなかった還暦60歳になられたことを祝います」とメールがあった。 昨日まで、ここ数十年顔を見ない妹たちの里帰りをさびしく思っていた心が熱…

辰の独り言

穏やかに2012年辰の年が明けた。 正月の箱根駅伝ではひたむきに努力を積み重ねてきた若者のすがすがしい限界への挑戦が日本中を駆け巡り、3.11昨年の大きな傷跡にわずかであるが潤いを与えてくれた。 ふるさとに帰り絆を確認し…

宮城県亘理町の教訓

「299名の皆さんの黙とうをお願いします」の発声で200名が静かに目を閉じた。3月11日テレビ放映から全国民がまるで映画を見ているかの錯覚さえ覚えた仙台空港周辺の地に今立っている。 500mにもわたって高く積まれたがれき…

和創り名人97歳

酒をたらふく飲み、酔っては愛染かつらのメロディーで踊り出す。そんな豪快な大正3年1月生まれの大学の先輩小田切行雄氏に最初にお会いしたのは今から17年前の4月だった。 当時80歳にもかかわらず、 とにかくお元気で県議会議員…