ガン治療に対する取り組み(案) 2003年9月8日現在 宮澤敏文 以下の提言私案に関する率直で、活発なご意見をいただきたいと思います。 どんな些細なことでも構いませんので、投稿のほどよろしくお願いします。 ガン治療に対する取り組み(案)9月8日現在のご意見箱 |
私の最大の政治テーマは、最も死亡率の高い「ガンの撲滅」であり、個人的にも7歳と26歳の時にガンで両親をなくした苦しい思いを、他の人に経験させたくない。そんな決意から金国の各方面に調査し、多くのガン治療と向き合うすばらしい指導者の方々とお会いしてきた。 ガンについて、まずガンにかからない強靭なバランスの取れた身体を維持することや食生活にあるという意見もあるが、遺伝を含めガンは、知れば知るほどやっかいな病気である。 ガンにならず、かかっても回復する方策を一日も早く確立しなければならない。 なかでも信州大掌曾根名誉教授との出会いは多くの重要な指針を与えて頂いた。 會根先生は、世界に日本が誇る肺ガン検診の権威者である。 長野県で最もガンで死亡する率の高い北アルプス山麓の大北南部地域の厚生連安曇総合病院院長に就任されて以来、精力的に地域ガン検診に力を注いでおられる。 ガンのなかで、現在最も死亡率が高いのは肺ガンである。そして最もやっかいなのが、すい臓ガンである。 ここ数年、曾根先生を中心に地域ガン治療の計画を検討してきた。 その緒果、一定の方向を確認し合う段階まで詰まってきたので発表することとした。 ◎第一ステージ:早期発見体制の確立 ◆CT検診による早期発見から外科治療体制の確立が第一である。 この体制つくりは、全国に冠たる体制が乳ガンを始め安曇総合病院には既に構築されている。 ◆この8月、安曇総合病院では、国内最高機能を誇るMR装置の使用が開始された。 これは、上腹部臓器ガンや消化器ガンの早期発見に重点をおくものである。 今まで不可能であった早期発見を実現する同病院の強いガン治療にかける決意が感じられる。 ◎第ニステージA案(宮澤案):高度治療施設の設置 ◆2002年私は、日本アルプス先端医療構想を発表した。この構想は、現在世界の17箇所で実施されている水素原子の軌道電子をはぎとられた陽子を加速し治療に使う方法で、現在静岡県立ガンセンターでも、日本3台目を準備している。腫瘍部に選択的に高い線量を与えることができるこの治療法を導入しようとするものである。 ◎第ニステージB案(宮澤案):いやし施設・関連施設の設置 ◆ホスピスの設置 現在ホスピスは、イギリス型の痛みを和らげ、安らかな末期患者の日々を送るための形式と・ガン治療の一環として、あくまでも心のケアを含め、一般病棟との連携の中で回復を目的としたものとがある。 どちらを選択するかであるが、日本人の心のふるさとの原風景と称される北アルプス山麓・安曇野を舞台にして、末期ガン患者が、人間としての尊厳を失う事なく、心豊かに死を迎えるためにホスピスの充実は必要である。 ◆いやしのための環境の整備 「死をどう迎えるか」を考え、芸術・自然との語らい・創造空間など含めた生活環境の創設・整備していく。 ◎第三ステージ(宮澤案):新たな複合医療ポリスの創設 ◆研究部門の集積を図り、総計5000名を越える働く場(雇用)を創設する。 |
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