県立白馬高校の活性化構想私案
2003年8月27日
宮沢敏文
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 歴史に類のない少子化が進行し、長野県内の高校の再編成が議題となってきている。

 2001年に、長野県高校通学区制検討委員会が設置され、私も検討委員の一人として参画したが「今後の高校教育の在り方」を含め、県民の意見を基本においた検討の結果、4通学区制を決定し2004年から実施に移される。
 この審議の中で、心を痛めたことは、普通高校の通学区を広げると、著しい少子化の影響も在り、地域高校、職業高校の衰退が危惧される議論が相次いだことだ。

 「いかに魅力をつけるか」その後いたるところでこの難題を検討してきたが、白馬高校も同様である。

 昨年創立50年を迎えた。今こそ、真剣に議論され新しい魅力つくりの一歩が踏み出されなくてはならない。


提言1.地域高校として、自馬村、小谷村の住民の要望にこたえられる学校づくりが重要である。
 過去における地域の要望は、体育学科・自然環境学科などであった。
 そのつど県教育委員会は、創設を否定してきた。
 この変革期に、将来の白馬・小谷にとって何が必要か。
 私は、白馬でなくては、できない分野を中心とした学科の創設に在ると思う。
 国際スポーツ科・自然環境科であると考える。

提言2.専門学校の併設
 過去に3クラス時の空き教室を利用し、今の高校の設備を併設利用しながら、白馬村内の未利用施設を利用し、より高度な専門教育を習得できる専門学校を併設する提案である。

<提案内容>
◇その経営形態は、公立・市町村組合立・NPO法人・学校法人などを考える。
◇就業年は2年間が適当だと考えるが、もちろん年齢制限はない。
◇卒業時の国家資格を有する専門学校としての機能を持たせる。

提言3.
この専門学校は、在校生が就学中に受講することが可能とする。
 また地域高校の特性として・地域社会が望む分野での就学体制をつくることが必要で、この分野での開講を考える。

提言4.
専門高校の講師は、高校のクラブ活動の指導ができる者をおき、白馬高校のクラプ活動をレベルアップする体制を考える。


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